建物を塗装するのは、カラフルな色で美観を作り出すと同時に 躯体が腐食してしまうのを防ぐためなのです。
もちろん美観を保つという役割はありますが、それは二の次です。 住まいを外的な環境から守ることが最大の目的・要素です。つまり防水機能の復元です。
住まいに湿気は大敵です。雨風や雪などの自然現象から目に見てない紫外線や 炭酸ガスといったものまで様々なものが建物を傷め、腐食される原因となります。 その湿気を塗装の幕は防いでいるのです。
塗装の膜は永久に持つというわけにはいかず、 特に新築の場合は4~5年と塗料の寿命は短く、細かなひび割れを引き起こします。 そして手当を怠ると家の寿命は格段に落ちてしまいます。
建物を長く使うには、これらの厳しい自然環境から建物を守ることが最も必要です。 そして、塗装、塗り替えこそが、それを可能にしているのです。 |